2018/09/28

チャック?ジッパー?ファスナー?正しいのはどれ?今更聞けない【YKK】ファスナーのお話

FASHION MENS

こんにちはてんてんです。

皆さんがお持ちの服やカバン等身の回りの物で必ず見るファスナー

このパーカーにもファスナーはついています。

パーカージャケットコーデ
パーカー  10月発売予定  ジャケット 10月発売予定
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そのファスナーにこんなロゴよく見かけますよね。

YKKファスナー

スライダー品番:DAMSL2 (オートマチックロックスライダー クランパータイプ)

そう、「YKK」

もちろん知っている方も沢山居るかとは思いますが、幼少期から今の今まで視界には入っていたけど

YKKが何かなんて気にもしなかった!または気になってはいたけど調べるほどでは無かった!

そんな方の為にYKKファスナーについて少しお話ししたいと思います。

そもそもチャック?ファスナー?呼び方は何が正解?

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日本 「チャック」

ファスナーを巾着からもじって「チャック印」として販売したのが評判になり、「チャック」が定着しました。

アメリカ 「ファスナー・スライドファスナー」

英語で留め具等の事を指します。

「ジッパー」

アメリカのメーカーが締めるときの擬音の「ZIP」をイメージして「ジッパー」と命名した所それが定着しました。

つまりどれも同じ物を総称して言ったりするのでどれも間違いでは無いと言って問題ないのではないでしょうか。

厳密にいえばチャックやジッパーは商品名なのでファスナーと言うのが正しい?かも知れません。

日本語で言うなら「全自動施錠機能付 可動式小型生地接続金具」でしょうか。

ファスナーの各パーツ名

YKKファスナー解説

一口にファスナーと言ってもそれぞれ各パーツに分かれています。

・スライダー

大きく分けて「自由スライダー・オートマチックスライダー・セミオートマチックスライダー」の3種類があります。
洋服には「オートマチックスライダー・セミオートマチックスライダー」が使用されることが多く、デニムパンツ等には「セミオートマチックスライダー」が多く使用されています。

・エレメント

一つ一つが噛み合う事で接合する事が出来る仕組みになっています。

・テープ

ファスナーでつなぎ合わせたい記事に縫製する部分で、気密や防水など様々な種類が存在します。

・上止/下止

スライダーがエレメント最終部でに脱落しないように止める、最初と最後に打ち込んである止め具です。

・開具(箱棒/蝶棒)

パーカー等、ファスナーを占める際に必要な裾にある箱状の金具と棒状の金具です。

ファスナーは以上のパーツ構成からなっていて、全て揃ってようやくファスナーとしての役目を完全にこなせます。

ところでYKKってなに?

単刀直入に言うと 吉田工業株式会社「Yoshida Kogyo Kabushikigaisha」

の頭文字をとってYKKとなり、つまりファスナーの加工販売を行う会社の名前です。

しかし元々はYKK「Yoshida Kogyo Kabushikigaisha」ではなかったそうです。

創業当初は「サンエス商会」という社名で運営していましたが、戦災で工場が焼けてしまい「サンエス商会」の創業者である吉田忠雄が新しく「吉田工業株式会社」と変えました。

1946年に初代商標のYKKロゴを登録し、数多くの人の目に触れるようになりました。そしてYKKという呼び名が定着するようになり親しまれる様になります。

後の平成6年(1994年)に世界統一ロゴを商標登録し、さらにYKKを正式な社名に変更しました。

YKKの品質は世界中どこでも最高品質

YKKのファスナーは各国で製造されていますが、YKK正規の製品なら世界中どこでも同じ品質で製造する事が出来ます。

しかしそれだけ多くの製造を、世界中で同じ品質で製造するのは難しそうに聞こえます。

それを実現する秘密は、YKKはファスナーを作る機材や材料まで自社開発している事にあります。

全て自社開発した物を世界中で使用する事によりどこでもYKKのファスナーは最高品質の物を製造する事が出来るのです。

1959年に初の海外進出!

YKKの初の海外進出はニュージーランドでした。
1964年1月には、本格的な海外進出としてアメリカのNYに工場を開設し、そこからアメリか各地を始め、アジア諸国まで次々に発展していきました。

そして現在では展開している国の数は世界70以上国と地域に達しています。

すごいぞYKK! 宇宙服やシャトルのサーマルカーテンの接合にも採用

なんと私たちが使用する洋服やバック等以外にも、宇宙服の胸から背中にかけてYKKの気密ファスナーが使用されているそうです。

万が一の事態に勇敢な宇宙飛行士の命を守るのはYKKのファスナーだなんてすごいと思いませんか?

SAT135
引用:INTREPID

さらに日本国産衛星打ち上げロケット「H-IIAロケット」のサーマルカーテンというパーツを止めるのにYKKのファスナーが使われました。

サーマルカーテン3

H2A

イメージ引用:ラビル

サーマルカーテンとは、ロケットを正しい軌道に導く為に必要不可欠な「アクチュエータ(ノズル制御装置)や各種センサー」等を熱から守るとても大切な部分です。
アクチュエータは車で言うハンドルの様な物ですね。

そんな大切な個所を守るパーツにYKKの特殊ファスナーが使われていたなんて!!

みなさん知っていましたか?

写真のエンジン噴射している根本ですよ!?

とんでもない熱量になる部分なのにそんな熱に耐えうるファスナーって一個いくらするのでしょうか…。

皆の小さな立役者、それがYKKのファスナー

YKKファスナー

いかがでしたか?普段何となく手にして使用しているYKKのファスナー

あの小さなパーツに刻まれたロゴにはYKKさんの努力と知識と知恵の結晶が込められているのです。

小さなファスナーで世界を良い方向に変えられる、なんてロマンがある話でしょうか。

是非YKKのファスナーをその指先に感じたら、YKKのロゴに込められたルーツを少し思い出しても良いかもしれませんね。

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